理事長挨拶

社会福祉法人肥前茗荷会 理事長 松永春満と申します。

 

「特定非営利活動法人佐賀げんき会」は本年4月1日より「社会福祉法人肥前茗荷会」にその事業活動を継承いたしました。「特定非営利活動法人佐賀げんき会」は令和5年6月18日の社員総会において「解散の決議」がなされ、令和5年8月18日に「解散」の登記を済ませました。

 

当法人の前身は、平成11年、現SAGAせいれん会長 松田孝氏により佐賀きょうだい会を創設され、平成12年、小規模作業所佐賀みょうが塾Nファミリーを野田憲一氏・理津子氏夫妻が小城市三日月町織島に開所しました。その後、平成16年4月にNPO法人佐賀げんき会を設立しました。平成18年には小規模作業所から地域活動センターへと展開し、平成20年4月「障がい者総合支援法」に基づく就労継続支援B型事業所に移行、平成21年4月小城市小城町畑田轡ケ里の現在地に移転し、「就労継続支援B型事業所 佐賀みょうが塾」に名称変更しました。NPO法人佐賀げんき会は、初代理事長 松田孝氏並びに2代目代表理事 野田理津子氏の下で「小城市委託事業北部資源物回収所」の委託作業、小城保健福祉センター桜楽館内の「ぎおんのせせらぎ さくらランチ」の食堂運営、菓子製造販売等を基幹事業とし、その他県内企業等の委託作業及び施設外就労、農福連携事業等に取り組んでまいりました。一方、事業所に通所していただいている利用者様が安心して過ごせる居場所の提供と更なる生活の安定を目指した工賃向上の実現に職員と利用者様が共に協働してまいりました。また、平成28年4月には精神障がい者を対象にした「共同生活援助グループホームふぁみりあ砂田」を開設しました。

2年程前より、今後の法人の運営を円滑に進めていき、更なる発展を目指すために検討を重ねてまいりました結果、社会福祉法人として生まれ変わることになりました。

 

社会福祉法人として、社会的責任を明確にし、地域との連携及び絆を更に強くし、各分野の支援者の方々、当法人をご利用して頂いている利用者様並び保護者の方の熱い御支援を賜りながら、利用者様の将来を見つめ、これからの生活の安心をつくり出すよう発展していく決意でございます。

「社会福祉法人肥前茗荷会」は令和4年12月15日に理事長を松永春満とし、小城市の承認を受け法人登記を済ませ設立しました。令和5年4月1日より法人として事業を開始しました。3年前からの計画でありました「野菜パウダー加工事業」も国・県の御支援を受け4月に落成し、5月より運営をはじめました。生の野菜の栄養価をそのまま凝縮させた野菜パウダーを製造販売することは、SDGs「健康・環境・食品ロス」などこれからの社会のニーズに貢献するものと確信しています。

肥前茗荷会への更なるご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。

 

社会福祉法人肥前茗荷会 理事長 松永 春満

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